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癌と食事

日本人の死因の第一位!

癌は細胞の遺伝子にいくつかの異常が重なることが原因となっておこる疾患です。 以前は 癌は不治の病のように言われましたが 今は早期発見によって治療が可能な病気とされています。

同時に 癌の研究は日ごとに進んでおり 毎日の食事や生活に気をつけることによって 多くの癌を予防できることもわかってきました。

癌は予防できるの?!
私たちの体は 約60兆個もの細胞が集まって出来ています。 細胞の核の中には 約20億個の遺伝子が入っています。 癌は細胞の核にある遺伝子になんらかの原因で異常(変質)がおきた結果発生します。

癌の発生を防ぐためには・・・・・
� 細胞に遺伝子異常がおこらないようにすること
� 遺伝子異常が生じた細胞を増やさないこと・・・・が重要です。

遺伝子異常をおこさせる物質を「イニシエーター」といい がん細胞を増殖させる物質を「プロモーター」と呼びます。発ガン仕掛人の「イニシエーター」には 放射線や紫外線・ウィルス・魚の焼け焦げなどがあります。 発ガン促進人の「プロモーター」には 女性ホルモンや胆汁酸・高塩分・タバコ・人工甘味料・農薬(DDT・BHC)・PCBなどがあります。 このように 私たちの周りには 発ガン物質がたくさんあふれていますが 長年の研究によって 食べ物のによって発ガン物質の働きを抑えることもできることがわかってきました。 中でも ビタミンCとビタミンEとカロチンはイニシエーターの働きを抑える働きがあり ビタミンAとカロチンは細胞膜を強くしてプロモーターの働きを弱める働きがあることが解っています。
食生活を改善することによって 癌予防ができるわけです。

食事で癌予防!
脂肪の多い食事を摂りつづけると 大腸癌や膵臓癌・乳癌・子宮癌になりやすいことが解っていますし 塩分の多い食事を続けることによって胃癌や食道癌を招くことも解っています。 癌にならないためには いろいろな食品をまんべんなく摂取することが大切となり 特にビタミン・ミネラル・食物繊維をしっかり摂ることが必要です

<緑黄色野菜>
緑黄色野菜には ビタミンA・ビタミンC・カロチン・ビタミンE・食物繊維・ミネラルなど癌を予防する栄養素を多く含みます。 その中で カロチンは ペータ(β)カロチンが有名ですが β−カロチンだけでなく ガンマ(γ)やアルファ(α)などの種類のカロチンがあります。その中で 緑黄色野菜に含まれるカロチンは約60種類もあり たとえばトマトに含まれる「リコピン」というカロチンにも癌予防効果があることが解っています。 緑黄色野菜は 一日100gは摂取することが望ましいと言われています。ほうれん草や小松菜などの葉野菜・人参・ピーマン・カボチャなど いろいろな種類のものを組み合わせて摂るようにしたいものです。

<食物繊維>
食物繊維は体内で消化されず 便の材料となって排泄されます。 そのときに発ガン物質や悪いコレステロールを吸着して 体外に出してくれたり 便秘を予防したりします。 食物繊維の働きは 腸内にビフィズス菌などの良い菌を増やし 大腸菌などの悪い菌を減らすことや 脂肪の摂り過ぎなどによって増えた胆汁酸の増加によって大腸内で変化した 癌のプロモーターとなる「二次胆汁酸」を吸着して排泄し腸内の環境を良くするなどにより 特に大腸癌予防に役立っています。 食物繊維の中でも 果物に多く含まれる「ペクチン」や 海藻のヌルヌルに含まれる「アルギン酸」・こんにゃくに含まれる「マンナン」などは 水に溶ける水溶性食物繊維で保水性に富み大腸の粘膜を保護してくれる働きをします。

また 穀物や野菜に多く含まれる「セルロース」・「ヘミセルロース」・「リグニン」などは 水に溶けない不溶性食物繊維と呼ばれ 腸内で水分を吸着しながらゆっくりと移動し 便の堅さを適度に保ちながら 腸内に良い菌を増やすなどの腸内環境改善の働きをします。 食物繊維は 一日に繊維量で20g〜30g摂ることが望ましく 食物繊維の含まれる 野菜・果物・芋類・豆類・海草類・きのこ類・穀類を適度に食卓に乗せてほしいものです。

<ビタミンA・β−カロチン>
ビタミン類は どれも癌を防ぐ働きを持ちますが その中でもA・E・Cは「癌予防のエース(AEC)」と呼ばれる優れ物です。 その中でも ビタミンA・β−カロチンは 健康な細胞を保ち 発ガン物質のプロモーターを寄せつけないようにして 細胞膜を守ります。 肺癌・食道癌・大腸癌・喉頭癌・乳癌・子宮癌・膀胱癌などを予防する働きがあると言われています。 ビタミンAというと 一般的にうなぎや・レバー・バター・チーズなどの動物性食品に含まれる「レチノール」を指します。 これが不足すると細胞膜が弱くなり 細胞に癌をおこさせやすくします。
また 細菌に対する抵抗力が弱まります。

動物性食品にしか含まれない「レチノール」に対して 植物性食品には ビタミンAの先駆体「プロビタミンA」のカロチノイドという色素が含まれカロチンは その中の一種類です。

カロチンの中でも 最も多いのがβ−カロチンで 人参・ほうれん草などの野菜や すもも・柿・ビワ・あんずなどの果物に多く含まれます。 食べ物から摂ったβ−カロチンは 体内で 約1/3がビタミンAに変わります。
動物性食品から摂った「レチノール」は 摂りすぎると脂肪に溶けて体内で肝臓などに溜まり過剰症をおこす心配がありますが 植物性食品から摂る「カロチン」は 摂りすぎても 体がビタミンAを必要としていないときは ビタミンAへの変換を止め β−カロチンのまま貯蔵されるか 体外へ排出されるので 過剰による心配がありません。

また 体内でビタミンAに変換されなかった のこりの2/3のβ−カロチンは独自で癌予防をすると言われています。 癌患者には 血液中のβ−カロチンの量が健康人に比べて少ないと言われ またβ−カロチンが血中に少ない人は癌になりやすい(特に肺ガン)と言われます。

緑黄色野菜をはじめとするビタミンA・β−カロチンの含まれる食品を心掛けて摂るようにして癌を予防しましょう。

<ビタミンC>
ビタミンCは 赤ピーマンやトマト・キャベツなどの生の野菜や苺・キィウイフルーツなどの果物や芋類・緑茶などに多く含まれます。 ビタミンCが不足すると 細胞と細胞を繋ぐ「コラーゲン」という物質の生成が不完全となり 細胞同士が離れやすくなって 血管や骨に異常をきたすと言われます。 コラーゲンは 癌の予防にも関係し 体内に腫瘍が出来ると 腫瘍の周りに壁を作りガン細胞の分裂を防ぎ 癌を隔離しようとします。

またビタミンCは 発ガン物質「ニトロソアミン」の形成を防止して 発ガン性を弱める働きもしています。 「ニトロソアミン」とは 魚や肉などの蛋白質を食べたときに出る「アミン」という物質と ハム・ソーセージ・などの中の添加物「亜硝酸ナトリウム」の中の亜硝酸が 胃の中で結合してできます。

ビタミンCの一日に必要な量は50gくらいです。 ビタミンCは水溶性で たくさん摂りすぎても過剰の心配はありません。 タバコを多く吸う人は ビタミンCの吸収率が低下し 体内での代謝が速まるので注意が必要です。

<ビタミンE>
体内で 栄養素を燃やしてエネルギーにするときに働く酸素は大変必要な物ですが 酸素の活性が異常に高くなり 酸素の最終産物の「活性酸素」が増えると 遺伝子や酵素を傷つける「過酸化脂質」が作られます。 過酸化脂質は 細胞の膜の構成物質のひとつの不飽和脂肪酸と酸素が結合してできるサビのようなものです。

毒性の高い過酸化脂質が 放っておくと 細胞膜を壊して癌遺伝子を目覚めさせます。
ビタミンCとEは ともに不飽和脂肪酸と酸素の結合を妨げて 過酸化脂質ができないようにし 活性酸素を無毒化する働きをします。 体内にビタミンCとEが十分にあると 発ガン物質は遺伝子に働きかけることができません。 また 強力な発ガン物質の「ニトロソアミン」の生成を抑える働きもあります。 ビタミンCとEは 癌予防ではおなじような働きをしますが 「C」は水溶性で「E」は脂溶性ビタミンなので 働く場所が異なるのではないかとも考えられていると言われます。 また ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ると効果が高まることが解っているようです。

ビタミンEは 癌予防だけでなく 血管をしなやかに保つ働きがあるので 動脈硬化や高血圧の予防にも効果を示し 老化予防のビタミンと呼ばれています。 ビタミンEを多く含む食品は コーン油やゴマ油・大豆油などの植物性油脂や ごまや菜種などの種実類やナッツ類 穀物の糠や胚芽 すじこやたらこなどの卵巣類・うなぎ・かつをなどの青魚などがあげられます。

ビタミンE(トコフェロール)には 「α−トコフェロール」や「γ−トコフェロール」など8種類あり それぞれ働きも異なります。
日常食品から摂取できるのは 「α−トコフェロール」と「γ−トコフェロール」です。
「α−トコフェロール」は植物性油のなかでも 米ぬか油やサフラワー油・ひまわり油に多く含まれ「γ−トコフェロール」は 胡麻油・大豆油・菜種油に多く含まれます。 植物油を摂るときは その時その時で使い方を変えたりなどして 両方から摂るのが 望ましい摂り方です。

<減塩>
食塩の摂りすぎは 胃ガンなどの原因となります。 胃は 大変強い消化液を分泌していますが 胃の壁は粘膜で保護されているので胃液によって溶かされることはありません。 しかし 濃度の濃い塩分が入ると胃の粘膜は簡単に溶けてしまいます。 漬け物や塩蔵物などの 辛いものを長い間食べ続けると 慢性胃炎をおこし 潰瘍ができ そこに発ガン物質がつけ込んできます。 また 熱すぎたり冷たすぎたりする食べ物も 胃をはじめてする癌の原因となります。

<低脂肪>
最近は 欧米型の食生活への変化や外食やファーストフード産業の普及に伴って 脂肪の多い食事が増えてきています。 これに伴って 大腸癌や乳癌などの 脂肪をとりすぎることが原因とも思われる癌の発生が増えています。 大腸癌との関係では 脂肪の多い食事を摂ると 脂肪を溶かすために 胆嚢から 胆汁酸という物質がたくさん分泌されます。 胆汁酸に溶かされた脂肪は 小腸で吸収されやすくなりますが 分泌された胆汁酸の量が多いと大腸にまで達し 腸内細菌によって「二次胆汁酸」という発ガン物質になります。 これが 大腸の細胞を傷つけ 癌を作ります。 また 乳癌の発生とも関係は深く 脂肪には 乳癌を促進する女性ホルモンの活性型を増やす働きがあると考えられているようです。


さらに 脂肪の摂りすぎは 子宮体癌・卵巣癌・膵臓癌ともかかわりがあると言われます。 ただし 癌をこわがって脂肪をまったく食品から摂らないのはよくありません。 脂肪の摂取によって ビタミンA・D・Eの蓄えがよくなり 吸収を助けるなどの良い働きも見逃せません。 適度にとるようにし 摂りすぎに気をつけることが望ましい摂り方です。

<DHA>
DHA(ドコサヘキソエン酸)は 魚介類だけに含まれる脂肪酸でマグロやブリ・サバ・サンマ・イワシ・アジ・ウナギなどに多く含まれています。

動脈硬化を予防するとして良く知られている「D H A 」ですが 大腸癌の予防にも効果があることが 明らかにされています。

また 女性ホルモンとの関係で 乳癌や子宮けい癌を予防するとも言われています。 ただし 「DHA」のような不飽和脂肪酸は 酸化を受けやすいのでビタミンEと一緒に摂ると良いでしょう。 「DHA」の多い青魚には ビタミンEも多いので理想的です。

<牛乳・乳製品>
牛乳の蛋白質は 胃の粘膜を保護してくれるので 胃ガン予防に役立ちます。 また 大腸癌や食道癌などの消化器系の癌の予防によいということも言われています。 一日にコップ1杯〜2杯くらいは飲むことが望ましいと言えます。

<その他の食品>
−癌予防効果のあると言われる食品−
� きのこ類・・・・・・・キノコに含まれる「多糖類」には 免疫力を高め 癌予防の効果があると言われています。
� 玉葱・にんにく・・・・「イオウ化合物」が皮膚癌・大腸癌・肝臓癌・肺癌などの予防に役立つと言われています。
� しょうが・・・・・・・健胃や解熱作用で知られますが 最近は癌の予防にも効果があると解ってきました。
� ターメリック・・・・・カレー粉の材料として使われます。黄色の「クルクミン」が皮膚癌・胃癌・大腸癌を予防。
� シソ科のスパイス・・・ローズマリー・セージ・バジルなどに含まれる「テルペン」は皮膚癌・肺癌・大腸癌の予防に効 果。
� 緑茶・抹茶・・・・・・渋味成分「カテキン(タンニン)」の主成分「EG−CG」に胃や十二指腸・食道癌予防効果。

<アルコールとタバコ>
適度のアルコールはストレスを無くし癌予防にも役立ちますが アルコールの飲み過ぎは胃の粘膜を荒らすなど癌を促進させる要因となります。
また 発ガン物質を持つタバコと一緒に アルコールを摂取すると タバコの発ガン物質をアルコールが吸収しやすくしてしまいます。タバコを吸いながら アルコールを摂取することは避けましょう。

《癌予防の12ケ条》
<国立癌センター>
( 1)バランスのとれた栄養を摂る
( 2)毎日 変化のある食生活を
( 3)食べ過ぎを避け 脂肪は程々に
( 4)お酒はほどほどに
( 5)タバコは少な目に
(6)適量のビタミンと繊維質の物を摂る
( 7)塩辛いものは少な目に。熱い物は冷ましてから
( 8)焦げた部分は避ける
( 9)カビの生えた物に注意
( 10) 日光にあたりすぎない
( 11)適度にスポーツをする
(12)体を清潔に